こちらでは定期的にAISSについてその性能やおすすめの買い方などまとめていきます。
まずは2020年レースにおける、現行バージョンモデル(2021年1月2日現在)の性能を単勝成績で測ります。
※同着レースなどイレギュラーなレースは集計対象外としました。
※今後も下記の傾向が続くと思われますが確実になるとは言い切れませんのであらかじめご了承ください。
単勝人気別成績
下図は、AISS予測本命馬を単勝人気別に分けた場合の単勝成績となります。
比較対象として、単勝人気別にベタ買いした場合の成績も載せています。
例えば、AISS本命馬が1番人気のレースにおいて本命馬の単勝を買い続けると、的中率38.5% 回収率88.9%となります。
すべてのレースにおいて単勝1番人気をベタ買いすると的中率32.2% 回収率78.6%ですので、それよりも精度が良いことが分かります。
基本的に、極端な穴馬(11人気以降)を本命馬にしたとき以外ではおおむね良好な成績となっていますが、特筆すべきは中穴(6~9人気)エリアです。
そもそもAISS設計の目的の1つとして「ある程度当たって儲けることができる馬を見つけ出すこと」があるので、その思惑通り、特に中穴を本命にしたときでは的中率・回収率ともに精度よく予測ができており、積極的に狙っていくべきです。
アイスコア区分による単勝成績
予測値はおおむね0~1.5の実数値で出力されるのですが、予想を公開する上ではその値を偏差値化して「アイスコア」という数値に変換しています。
2020年全レースにおいて、AISS本命馬をアイスコアの値の大小により4等分したときの単勝成績は以下の通りです。
例えば、AISS本命馬のアイスコアが64.7以上のレースにおいて単勝を買い続けると、的中率25.1% 回収率119.2%となります。
おおむね、アイスコアが高くなるほど的中率、回収率が高くなる傾向がみられますが、そもそもアイスコアが高くなるとやや人気よりの本命を選びがちになるので的中率が高くなることは頷けます。
ただし、回収率も高くなっているということは、「アイスコアが高いほど馬券的に美味しい馬を見つけられている」ということがいえそうです。
まとめ
AISSを単純な馬券(単複あたり)で狙う場合、
・本命馬が中穴またはアイスコアが高いレース
がオススメであることが分かりました。
他の馬券種成績についても今後お伝えしていければと思います。
※中央競馬のオススメ買目についてこちらに記載しました。参考にしてください!